NHK 美の壷 [琉球の心を映す 紅型]
2020.08.20
先日、NHK BSにて美の壷の放送がありました。
今回は【琉球の心を映す 紅型】をテーマとしており、老舗紅型工房さんの中に混じり、紅型工房ひがしやも踊り衣裳を制作している工房としてご紹介していただきました。
美の壷といえば、一視聴者として楽しみにしていた番組、お話を頂いた時はしばらく信じられなかったのを思い出します。
番組内では、私たちが踊り衣裳を染めるきっかけとなった田口博章さんが染めた衣裳を着て、識名園で踊っている様子、衣裳を染めるまでの様子を取材していただきました。
普段当たり前に作業していた工程や染め材料についての質問を受け、どうしてなのか、なぜ紅型を染めているのか、など。
改めて頭の中を整理する機会にもなりました。
しかし、頭で考えている事を言葉で表現するのは慣れていないので、とても難しかったです。
撮影の日は1日がかりで、プロの撮影隊のみなさんがサクサクと仕事をこなしていく様を見て、いわゆる裏方のお仕事、やっぱり良いなと思いました。
踊り衣裳制作も裏方です。
舞踊家が舞台で舞う瞬間が1番美しく輝けるような衣裳を染めたい、そう思っています。
番組を見てくれた方が琉球芸能もっと見たいな、衣裳もっと見てみたいなと思ってくれた方が1人でもいるといいなぁ〜と思います。
そして、紅型をテーマとして、紅型工房ひがしやを選んでいただいた番組制作のスタッフの方々にも感謝したいと思います。
※これからEテレ美の壷・選でも放送される予定です。(日程は未定)
NHKオンデマンド(有料)での視聴も可能です。
今回の取材では、番組内では映らなかった事、もうひとつだけお伝えしたい事があるので、また次回以降に書きたいと思います。