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美しいキモノ 2020年秋号
2020.08.21

娘のために夫婦で染めた着物を美しいキモノ2020年秋号の七五三特集にてご紹介いただきました。

 

沖縄ならではの琉装。

 

打掛(ウッチャキー)は白地で紅型を染めてから、泥藍づくりから手掛けている琉球藍染で仕上げました。

 

中から着る胴衣(ドゥジン)も自分達で染め、白いカカンも縫いました。

 

 

紅型を始めた頃、なんとなく頭の中にあったのは、昔の人々のように当たり前に自分達の衣服も作ってみたいな、でした。

 

何でも簡単に買えるこの時代に、丹精込めて仕上げた手染め感満載のこの1着。

 

思い返すと、そんな事がしたいと思ったのは、昔おばぁちゃんやお母さんが作ってくれたお洋服を着ていたからじゃないのかと、ふと思いました。

 

小さい頃、嬉しかったのか恥ずかしかったのか覚えてはいませんが、包まれているような守られているような不思議な感覚があったような気がします。

 

あの、不思議なあたたかい感覚。

この衣装を着た娘にも伝わっているのでしょうか。

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