沖縄の藍-自然と人が織りなす製藍の技-
2020.12.21
現在、沖縄県立博物館・美術館で面白い展示会が開催中です。
沖縄の藍-自然と人が織りなす製藍の技-
青を染めるに藍は欠かせません。
世界には藍の成分が含まれている植物が数種類あり、人類はその成分を偶然見つけて藍染めを今も大切に受け継いでいます。
色素を取り出す方法は多種多様で、各地によって違います。
藍はいきもの、製藍から藍建てまで一筋縄ではいかない藍染。
紅型工房ひがしやは畑に藍を植えて栽培し、収穫して製藍、藍建てをして藍型を染めるのを目標にやんばるの土地に越してきました。
この展示会では世界の製藍を動画で見れたり、各地で染められた藍布を見ることができます。
そして。
沖縄ではインド藍(南蛮コマツナギ)を、はじめ琉球藍が育てられています。
琉球藍で染められた芭蕉布や宮古上布、紅型がズラリと勢揃いして圧巻です。
最後、ぁぁ、満たされた〜。と思い出口に向かうと、紅型工房ひがしやの製作した七五三用琉装(打掛・胴衣・カカン)もちょこんと展示されております。衣装を着用し今帰仁城跡で撮影した写真も飾っていただいています。
ぜひ、ご覧ください。
[開催時期]
〜2021年1月24日
[場所]
沖縄県立博物館・美術館
[開館時間]
9:00~18:00(金・土は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで
[休館日]
毎週月曜日、年末年始、2021/1/12(火) ※ただし、2021/1/11(月・祝)は開館 |
[料金]
一般 ¥1,000(¥800)
高校・大学生 ¥600(¥480)
中学生以下 無料
※( )内は前売ならびに20名以上の団体料金。
※障がい者手帳か療育手帳をお持ちの方と介助者の方1名は無料。
※藍色の物を着てご来館いただくと少し割引されますよ〜。